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江口 玲(ピアノ)商品番号 NYS-14421レコード芸術誌 特選盤
●収録曲
1.聖杯への厳かな行進曲 (パルジファル)
2.神々のヴァルハラへの入城 (ラインの黄金)
3.ワルキューレの騎行 (ワルキューレ)
4.ジークフリートの葬送行進曲 (神々の黄昏)
5.糸紡ぎの歌 (さまよえるオランダ人)
6.前奏曲 (トリスタンとイゾルデ)
7.愛の二重唱 (トリスタンとイゾルデ)
8.前奏曲~愛の死 (トリスタンとイゾルデ)
ホロヴィッツが恋した1912年製スタインウェイ《CD75》の圧倒的な存在感!
ピアノ1台で描き出す壮大なワーグナーの世界
卓越したテクニックと高い芸術性で、常に聴衆を魅了するピアニスト、江口玲。
待望のソロ・アルバム第9弾は、神々の黄昏/ワーグナーピアノ編曲集。
ピアノからは最も遠い存在であるワーグナーであるが、名匠たちの編曲をもとに、江口玲は完成されたピアノ曲として見事にまとめ上げ、単なる編曲集とは一線を画している。ワーグナの壮大な世界観、トランスクリプションならではの超絶技巧の魅力を余すところなく表現し、またさらに円熟味とエンタテインメント性を増した演奏を聴かせてくれる。
録音に使用した1912年製のスタインウェイ《CD75》は、1983年6月、ウラディミール・ホロヴィッツ初来日の際、満員のNHKホールで衝撃の音を奏でたピアノであり、ホロヴィッツが最も恋したピアノとして有名である。「ピアノはオーケストラだ」とは、よく耳にする言葉ではあるが、単に音域だけではなく、もっと奥深い意味があることを、このピアノを聞いた人は実感するだろう。今回の収録曲はすべてオーケストラ曲であり、今の普通のピアノで弾いてもここまで表現できず、わざわざピアノで演奏する意味を持たないかもしれない。しかし《CD75》は圧倒的なダイナミックレンジの広さと、絵の具のパレットのように様々な音色で、目の前にオペラのシーンを描き出す、まさに世界トップクラスのオーケストラだといえよう。
価格:3,000円
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